おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

おやつ1週間

先週作ったけどブログに載せなかったおやつたち。

 

①フルーツケーキ

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フロランタン用に作ったアーモンドプードルが残っていたので、フルーツケーキを作った(アーモンドプードルは、毎回使うたびにアーモンドを炒っておろし金で粉末にしている 柿のタルト - おやつをつくるやつ)。

 

1月に作ったフルーツケーキは酵母だったが、今回はベーキングパウダーを使うなかしましほさんレシピを参照。中に入れる具など使う材料の種類は多いが、どんどん混ぜていくだけなので意外と簡単。

ドライフルーツケーキ - おやつをつくるやつ

今回はいつぞやのチョコバーのために買ったベリー4種が残っていたので、それも入れてみたら、ベリーの赤がポイントになってきれいだった。写真には写ってないけど。混ぜ方が足りなかったせいで具材が偏ったらしい。

ベリー×5チョコ(試作) - おやつをつくるやつ

 

②抹茶のぐるぐるクッキー

こちらは前も作ったやつ。

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焼く前の状態 これしか写真は撮ってなかった

抹茶のぐるぐるクッキー - おやつをつくるやつ

ブログを書くまで気にしたことがなかったのだが、私は麺棒で伸ばすのが下手だということに気付いたので、最近はどうすれば上手にできるか試行錯誤している。何も考えずに伸ばすと中心が厚く端が薄くなるので、中心付近で力を入れたり。うまく四角に伸ばす方法を考えたり。そんな感じでやったら前より渦がきれいにできた気がする。丁寧にすればお菓子は応えてくれる。

 

○おまけ

私がお菓子を作る横で母が釘煮を作っていた。

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神戸の名物。こちらも味噌と同様、約35年前に婦人会の人に教えられてから毎年作っているらしい。

味噌と母と父 - おやつをつくるやつ

この時期になるとあちこちから釘煮の香りが漂ってくるので、子どもの頃は通学路を歩いているだけで釘煮の時期ということが分かった。ただ、最近はあまりにおわない。うちの近所も世代交代が進み、釘煮を作る家庭が減ったのだろう。専業主婦も少ないしね。そういえば3年ほど前に用事で塩屋(神戸市垂水区:釘煮発祥地の1つ)に行ったとき、道で会った80歳くらいのおばあちゃんが毎年60㌔は炊くと言っていた。ハンパない。

物心つく前から釘煮を食べていた。小さいころはこの甘辛さが苦手で、弁当やおにぎりに入っているのが嫌でしょうがなかった。が、家を出て釘煮から離れてしばらくしたら、悪くないなと思うようになった。

神戸の家庭において、釘煮は年賀状の次に送る季節のあいさつのようなもの。遠方のお世話になっている知り合いに送るのが風習だ。私は作ったことがないので、親の知り合いのみだが。周囲の評判はすこぶるいい。母の釘煮のファンもけっこういて、私が嫌いだったものがそんなにおいしいものなのか、と大人になって知った。ついでに外で買うとまあまあ高い。先日、デパ地下にいったら60㌘が1000円でびっくりたまげた。

釘煮は作ったこともなければ手伝ったこともないのだが、そのうちやってみてもいいかな。