酵母×バターで初スコーン。
スコーンは過去2回作っていて、いずれもベーキングパウダーを使って膨らませている。
あんこスコーン - おやつをつくるやつ
メープルナッツスコーン - おやつをつくるやつ
前から酵母でやってみたかったのだが、めんどくさくて敬遠していた。今回、気分が乗ったので初挑戦。
材料は粉とバターと牛乳、塩、砂糖、そして”中だね”。牛乳以外をフードプロセッサーにかけて最後に牛乳でまとめるだけ。が、うちにはフードプロセッサーがない。持ってたら超簡単なのに。
うちにあるものでどうやって作ろうか……と考えに考えて、ひらめいた(後に紹介)。
粉の配合を変えて2種類作る。1つは小麦粉のみ使ったプレーン、もう1つは全粒粉とライムギ入り。
プレーン(右)と全粒粉&ライムギ
普段は使わない大きいまな板を取り出して、そこに粉を広げて中だねとバターを乗せて切る感じで混ぜる。普通はカードとか使うんだろうがそれもないので、大小のコテを使う。
コテは何かと重宝する
両手にコテを持ってざくざくとバターと中だねを粉類に混ぜ込む。BBQの焼きそば作りを思い出してなんか楽しかった。
中だね&バターがだいぶ細かくなった
フードプロセッサーだったらもっと均一で細かくなるんだろうが、これくらいでもなんとかなるだろう、ということで次に進む。
土手を作って真ん中に豆乳を注ぐ(牛乳の代わり)。テレビで海外の家庭料理を紹介したりする番組で、こういう感じで生地づくりをしているのを見たことがある。
豆乳が流れないようにコテと手を駆使してそっと混ぜる。
チョコ入れようと思ってたのを忘れたので、あとで追加。
適当な量をバラバラと入れる
全粒粉&ライムギも同様に作る。こちらはレーズンを入れてみた。
2種類を作り終わって比べてみると、プレーンが固すぎ、全粒粉&ライムギが柔らかすぎる。レシピによると「全粒粉&ライムギは給水率が高いので水分を多めに入れる」とあった。こちらのレシピ本にある水分量は書いてある分量よりちょい少な目がちょうどいいので、いつも通り規定より少ないくらいにしたんだけどな。おかしいなーと、よく見たら、生地を取り違えていた。
だいたいこういう生地は「耳たぶくらいの固さ」がいいといわれるのだが、今回は固めの粘土みたいな全粒粉&ライムギと、ベタベタと手にまとわりつくプレーン生地ができた。ギリギリいける、多分。
4時間ほど休ませたら取り出して2、3㌢の厚さに伸ばして適当に切る。
30度で1~2時間発酵させるとふんわりするとのことだったので、やってみた。
1時間半くらいで様子を見ると、バターがどんどんしみだしていたので取り出した。170℃に予熱して焼いたら出来上がり。
プレーン(左)と全粒粉&ライムギ レシピ本ではだいぶ色が違ったのだが私のはほぼ同じ
できたてを一口ほおばると、チョコが熱すぎてやけどしかけた。
あまり発酵させていないので密度が高く、粉の重量感をどっしり感じる。全体的にどちらも固め。中だね(イースト)を使ったスコーンはこういうものなのか、私の中だねが元気がなかっただけなのか、どっちだろう。もう少しふんわりしていた方が食べやすいかも。
バターがかなり入っているので、サクサクとはいかないが、パイのように層になっていた。生地は甘さ控えめで、チョコとレーズンが引き立つ。食感はベーキングパウダーの方が好みやなと思いつつ、なんか癖になる味だった。
生地は4日寝かせたままでOKとあったので、半分残しておいた。明日また焼くつもり。