おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

酵母お好み焼き

今日は久々の番外編でお好み焼き。しかも具は白菜。

 

 料理もまあまあ好きなので、もうおやつにこだわらずに料理だったら何でもブログにしようか、でもテーマは絞った方がいいような気がするからもうちょっと粘ってみようか、など迷いつつ書いている今日このごろ。

とりあえず酵母を使っているのは普通の食事でもokというルールにしたので、晩ご飯をご紹介。

 

「今日は白菜を使ったお好み焼きにしようかなーでも白菜でできるのかなあ。ねえどう思う?」

などと私に質問するフリをして暗に「作ってくれないかしら」という期待がもろに透ける母。母はとことん応用力がないため、キャベツの代わりに白菜を使ったお好み焼きというのが想像できないらしい。

私「白菜もキャベツも葉野菜だし、見た目でもホウレンソウとか大葉とかより近いと思わない? 餃子では白菜もキャベツも両方あるやん。だいたいの味の想像できるでしょ」

母「えーわからん」

私「なんでよ(怒)」

なんてやりとりをしつつ、頭の中では先日のどらやきの時に作ったパンケーキみたいに酵母お好み焼きができそうだなと考えていた。

フルーツチーズ入り酵母どらやき - おやつをつくるやつ

 

こないだのどらやきで参考にしたのはこちらの本の「パンケーキ」レシピ。

 

レシピの分量を見て、これをもう少し薄めた感じでいいのかなと適当に作ることにした。

 

中だね約75㌘に

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溶き卵1個を少しずつ加えてのばす

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そこへ小麦粉と水を適量。いつもなら山芋を入れるが、酵母があるので省く。

適当にすればいいんだろうと思いつつ、意外とお好み焼きは母任せで本当に作ったことがないのでちょっと迷った。このくらい?このくらい? と聞きながら水を足していったら入れ過ぎた。適度な固さにするために小麦粉を入れた結果、大量にできてしまった。

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出来上がりを量ったらほぼ1㌔。そういうこともあるさ

 

蓋つきの容器に移して

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温かいところで5時間おいて1次発酵させる。

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生地に対する中だね(酵母)の量が少ないので、うまくいくかなと心配だったが、大丈夫だった。表面だけでなく、底の方までまんべんなく気泡が出ていた。味見をすると少し酸っぱい。

 

ここに紅ショウガとかつおの粉と白菜の千切りを加えてフライパンで焼く。

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もらいものの白菜。最終的にこの倍量を使った

 

上に乗せるのは豚。

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2つのフライパンでひたすら焼いた

 

けっこう緩めの生地だったが、白菜とちゃんと絡んで裏返せるギリギリ絶妙な固さだった。

 

できあがり。

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ソースとマヨネーズとかつをぶしをかけて

 

初の試みにドキドキしながら箸を入れると、厚みがあってもすっと生地が切り分けられるくらい柔らかい。そして一口……ふわふわでおいしい。大量の白菜を優しくつなぐ生地。味付けとかはともかく、この口当たりは今まで食べた中でお店を含めても1番じゃないだろうか。酵母お好み焼き、レパートリーに入れよう。

ついでに、白菜はかなりいける。水分大目な分、シャキシャキといわないまでも歯ごたえもあり、瑞々しさもあり。キャベツとはまた違ったおいしさがありおすすめ。

 

 

 

1人台所に立って焼いていると、先に食事を始めた2人の会話が聞こえてきた。

父「青のりは?」 母「青のりないけど焼のりあるよ」

のりといってもそれはちゃうやろ、と離れた場所から突っ込んだが、父は普通に「じゃあ焼のりで」と受け入れていた。ええ? 2人しておいしいと言いながら食べるので真似してみたけど、食べたらやっぱりちゃうやろと思った。