ありったけのナッツを入れたらジャングルみたいな見た目になった。
ナッツをとことん味わいたいときに作る秋らしいおやつ。
レシピはなかしましほさん本にある「ピーカンナッツのタルト」を参照し、ピーカンナッツの代わりにうちにあるやつを使った。
まいにち食べたい“ごはんのような“ケーキとマフィンの本
まずは土台のクッキー生地づくり。
粉と砂糖と塩に
菜種油と水を入れて生地を1つにまとめて
麺棒で伸ばす。
油をよく塗りこんだタルト台に生地をかぶせてスキマがないようにしっかり貼り付ける。
タルト台は油をなじませるため、使い終わっても湯でさっと流す程度にして洗剤をつけてごしごし洗ってはいけない。私もそれに従って徐々にいい感じに油がついてきていたところだった。が、前回作ったときに何も知らない母が丁寧に洗ってくれてきれいになった。振りだしに戻る。
生地が余ったのでココット型にも入れた。フォークで穴をあけたらオーブンへ。焼き色がつくまで焼く。
その間にアーモンドクリームを作る。
前回使った分でアーモンドプードル(アーモンドの粉末)が切れたので、久々に手作りすることにした。
~アーモンドプードルの作り方~
・必要分量+αのアーモンドを用意する。
・おろし金で削る。
以上。
疲れた
1回に削れるのは1、2粒。今回の必要量40㌘分を作るのに15~20分くらいかかっただろうか。非効率ではあるが、アーモンドの皮が入っていて出来たてなので、普通のより香りがいい(と信じている)。また、空気を含むのでサラサラしている(と信じている)。
最後まで削れなかった分はトッピングに回す。
クリームは、粉とアーモンドプードル、ベーキングパウダーに油と水とメープルシロップを加えたもの。
タルト台に流した上に炒ったナッツを乗せる。
レシピにある分量を無視して、表面に乗せられるだけ乗せた。ちびたアーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ、ヒマワリの種、カボチャの種。個性的な形を残したいので、刻んだりせずそのまま。
この時に、ぎゅうぎゅうになった茶色とグリーンが亜熱帯の密林みたいに見えた。
焼く。
ちょっと焼きすぎた
せっかくの色が真っ茶になって密林らしさがなくなってしまった。今度はもうちょっと焼きを浅くしよう。前回もそうだったが、ピスタチオに火が入りすぎて節分の豆の味がした。ピスタチオだけは塩を振っているものを使ったので、乾燥していて火が通りやすいのだと思う。今度作る時は地中深く埋めてみよう。
最後にメープルシロップをハケで表面にぬる。
コストコでゲットしたメープルシロップ。どどんと1㍑
密林の根が地中深くに伸びるがごとくナッツも土台までぎっしり
クリームもアーモンドたっぷりだし、品がないくらいナッツづくし。でもケーキ屋でもここまでの量を使ったのは見たことがないので、自家製ならではのえげつない仕上がりに満足。
小さいひとかけらを濃いコーヒーで少しずついただきましょう。
酵母+粉+塩+水のリーンなパンを昨晩捏ねて今朝焼いた。しかし発酵時間が足りなかったせいか膨らみ悪く、いつもの70㌫くらいに留まった。昨日寒かったもんね……ごめんね酵母。食べてみると密度が高すぎてもっちりねっちり。超重食パンでした。