艶っぽいネーミングの正体はチョコサンドクッキー。
イタリアのクッキー「バーチ・ディ・ダーマ」。本にはこのイタリア語の方で書かれていたのだが、なんのこっちゃ分からないのでタイトルは和訳にした。こっちの方がそそるでしょ。名前の由来については諸説あるようだが、「2つのクッキーがキスしてるみたいだから」というのに1票。イタリアっぽくていいよね。
さて、年明けからブログの連続更新をしていたが、ここで途絶えたのは新年会のせい。ちょっと飲みすぎた。昨日今日とまったく何もやる気が起きず、しかも寝相がおかしかったみたいで今朝から腰痛というか骨盤の片側が痛い。これまで腰痛なんぞと縁がない人生だったが、こんなにもつらいのか……立ったり座ったりもいやになる。身体の要とはよく言ったものだ。ほんと大事。
胃腸の調子もいまいちなので、お菓子という気分でもないのだが、この3日ほぼテレビかネットしかしていないので、何かせねばと思い立った。そういえば世間は3連休だそうで。今朝知った。
どっちかと言えばケーキの気分だが、卵を泡立てる気力もないので簡単なクッキーを。でも普通のじゃないやつ……と探してチョコサンドにした。
クッキーの基本は3、4種類程度。これだけやっていれば作り方ももう覚えているので、シンプルなものは、材料さえ見ればだいたい「ああ、あのレシピと一緒ね」なんて感じで分かる。
ボウルにアーモンドプードル、粉、砂糖、塩を入れてさらっと混ぜて
油を入れて手でするように混ぜて。あそうだオーブンの予熱開始しよう、とここでボタンをぽちっと押す。
少しだけ水を入れたらまとめる。
アーモンドプードルがもともとしっとりしているので水はごく少量
小さじですくって、丸っこい形にしたらオーブンへ。ちょうど予熱終了したところ。だいたい予熱時間プラスアルファくらいで生地はできるのだ。
レシピよりちょっと短い時間で取り出す。
うちのオーブンは平均よりやや温度が高いようなので、いつもやや短時間
焼き終わったオーブンの上にチョコのボウルを置いて、湯せんする前に余熱を利用してみる。
別のことをしていて30分くらい放置。
ちょっと溶けた
あとはちゃんと湯せんで溶かし切って、スプーンでクッキーの平らな面にチョコを塗ったらもう1つクッキーをくっつける。
普通に置くと転がってクッキーが滑り落ちてしまうので、寄り添うように置いた。
北極のペンギンのように
欲張ってチョコを入れ過ぎたので、少しはみ出したりしてしまった。
あと、クッキーの成形でつかった小さじが浅いので、やや平べったい。もうちょっとコロンとした見た目の方がかわいい仕上がりになりそう。
アーモンドプードルがたっぷり入っていて、クッキーの油分が多いので、いつもよりサクサク生地。2つ合わさっていてチョコも入っているから1こでもなかなかのボリューム。疲れた胃にはあまりよろしくないがおいしかった。
改めて完成品を見て…… これ、貴婦人がキスする口の形なんじゃないの? すぼめた口に見える。本来ならもうちょっと丸っこいからね。
この説もどっかに載ってるのかな。1票差し替えます。