おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

バナナタルト

ココア生地の台を使って。

 

一本だけあるバナナを使いたい。バナナケーキにするには少なすぎるからタルトにすることにした。

まいにち食べたい“ごはんのような“ケーキとマフィンの本

まいにち食べたい“ごはんのような“ケーキとマフィンの本

 

 いつもの本を参照。著者のなかしましほさんが屋台のチョコバナナをイメージしてできたレシピだそう。

土台はココア生地、中に詰めるのはアーモンドクリーム、そしてバナナを乗せる。

土台から作る。

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粉とココアと砂糖と塩を入れる。砂糖にはてんさい糖を使用。先日、てんさい糖に体を温める作用があると知ってから連続で使っている。

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油を入れてポロポロするまで混ぜ

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水を入れてまとめて麺棒で伸ばして、油を塗ったタルト大に敷く。今回も余った分はココット型でミニタルトにする。

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フォークで穴もあけて
20分ほど焼いている間にクリーム作り。

アーモンドプードルがないので今日も手作り。今回は思いつきでクルミも入れてみることにした。バナナとクルミは相性がいいから。
炒ったアーモンドとクルミをひたすらすりおろす。アーモンドは慣れていたが、クルミは初めて。すりおろそうとすると……砕けてしまう。そっかアーモンドよりずっと柔らかいからすりおろしにくいのだ。できるだけ力を入れずにソフトにやってみたが、やはり小さい欠片がでてしまう。舌触りの滑らかさを求めるなら均一で細かい粒に越したことはないが、家用なのでそこまで追求しなくてもいいでしょう。

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先にメープルシロップ、水、油を混ぜたものを準備して……と思ったら菜種油が切れてしまったので、オリーブオイルで補うことにした。

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別のボウルに粉とアーモンド&クルミプードル、砂糖、ベーキングパウダー、塩を入れたものをふるう。そしたら

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アーモンド&クルミプードルの欠片と粒の大きいてんさい糖が残ってしまった。こういう時は力技。手で押しつけてできるだけ漉す。それでも残ったらそのまま入れる。

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多少不均一でもいいと思うんだ

先ほどの液体を入れてヘラで混ぜたら中に入れるクリーム完成。

上に乗せるバナナは

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小さいのが1本。レシピにある分量の半分くらいしかないので、薄めに切って数をかせぐ。

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本来は1.5㌢幅だが今回は0.5㌢くらい

クリームを入れてバナナを乗せる。

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ひまわりみたい

バナナはぎりぎり足りた。オーブンで焼いたら完成。

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クリームが膨らみバナナが乾燥したのでバナナがだいぶ縮んだように見える

甘さ超控えめでココアの苦みが効いたタルト台がいい。バナナの甘さと合って――といいたいところだが、バナナの量が少なすぎて存在感が薄かった(そんな予感はしていた)。初のクルミプードル(アーモンド入り)も悪くない。

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最近、いろいろな人のレシピを試していて感じたのだが、なかしましほさんのレシピはかなり甘さ控えめだと思う。ほかの人のレシピはけっこう砂糖が多く自分にはきついので、なかしましほさんのを食べるとほっとする。甘さに惑わされず素材の味がしっかりするのもいい。