おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

マグ塩ちんすこう

DIYの後には塩味のちんすこうを。

 

昨日は 珍しく忙しくてブログが書けなかった。

てか毎日は無理ということが分かったので、自分にプレッシャーをかけるのは止めて今後は楽しめる範囲で書こうと思う。

 

さて今日は朝からDIY。ふすまの張替をした。うちは全て和室なのでふすまが十数枚ある。今日は人の出入りが最も多い部屋の5枚だけやることにした…ら、数え間違えてふすま紙が1枚足りなかった。

 

左がbefore(ふすま紙が足りずそのまま)、右がafter

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4枚中3枚は私が張り、1枚張らせろと言う父に最後を譲った。

その間にちゃちゃっと作るぜ。

 

今日はこちらの本から。

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとクラッカーの本

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとクラッカーの本

 

 

ちんすこうは沖縄で食べるものだとばかり思っていたが、そうか作れるのか、とこの本を見て知った。

材料からしてシンプルなお菓子。粉、砂糖、油、塩、以上。字数も少ない。何なら塩がなくても作れる。

wikiで調べると由来の説が複数ある。クッキーの元祖みたいなものだから、各国で似たようなものがあっても不思議ではない。

 

粉類をボウルに入れる。茶色いのはきび砂糖、では紫の物体は?

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正解はマグマ塩

 

レシピの「粗塩」の代わりにマグマ塩を使用する。なんかよく分からんが体にいいらしく興味本位で買ってみた。私の体は常に塩を欲していて普段から塩単体を食べたりする。これは味もあっておいしく、ハマってしまってパクパク食べている。塩分の採りすぎは体に悪いなんて通例はなんのその。最近、私の血圧は人生最低値を叩き出した(マグマ塩の影響は不明)。

ただし、そのまま食べると辺りに硫黄臭が漂う。変なにおいと勘違いされるので家の中だけで楽しむ。

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宝石のようなマグマ塩

 

油を投入して混ぜるが、水を入れないからいつもみたいにまとまらない。落雁みたいにサラサラのホロホロ(作ったことないけど)。

力技でまとめて麺棒で伸ばして…と思ったら崩れた。

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ぼろ。 なかしましほさんはどうやって作ってるんだ

 

どうしても無理なので少しだけ水を加えた。ちょっと悔しい。

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それでも麺棒で押しただけでぼろぼろになるので、裏技を使った。ラップで包んで伸ばすと壊れないのだ。本当は使いたくなかった手だがやむをえまい。

 

本ではちんすこうっぽいギザギザの型で抜いているが、持っていないので包丁で切った。そーっと優しく天板に移動させて…

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ぼろぼろ。なんでやねん。

遺跡の発掘調査みたい。

 

20分くらい焼いて完成。

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ちょっと焼きすぎたけどいい色☆

たくさん作ったらジェンガができます。

 

分厚くて口の中でボロっと砕けてホロっと溶ける、マグ塩ちんすこうを召し上がれ。

(母から「塩辛い」と苦情が。それが売りなんですけど…入れ過ぎたのかな)

 

 

と、ここで父がふすまを張り終えた。

左が私・右が父。

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拡大!

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私(左)の方が美しい。勝利。

きれいとは言い難いけど、話のネタになっていいんじゃない。

 

ふすまを張り替えると部屋が明るくなった。

気持ちよく年越しできそう。