おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

シュトレン生地作り

前回の記事から3か月もたってしまった。

 

 

1か月以上前にドライフルーツをラム酒に漬け込む必要があるので、秋ごろから「シュトレンだけは作ろう」と考えていた。しかし漬け込み以外は何もせず今日になってしまった。

もう正月用でもいいか(もしくは作るの諦めようかな)と考えていたのだが、急きょ今日作らなければいけない理由ができた。東京の兄家族が明日来るのだ。

 

いや、明日来ることは最初から分かっていた。私は普通の白いクリスマスケーキが食べたかったので、スポンジ焼いてちゃちゃっと作るか、と思っていたのだが、念のため甥っ子がクリスマスケーキを食べたか兄に確認すると「クリスマスケーキは食べたから、シュトレン楽しみしてるわ」との返事。私が作るのが前提らしい。

 

今日のつもりは全くなかったけど、いつか作らないとな、と事前にちゃんと無塩バターも購入していた。正直、今日やらなきゃ今年はナシだった可能性もあったわけで、じゃあやりますかー、と一念発起。

 

今年のレシピはこちらの本から「和風シュトレン」。

去年はこれをベースにアレンジしたが、今年は余裕がないのでほぼレシピのまま。

酵母種は、育てて1年が経過した我が家の種を使用。ここ最近、放置していたためすっかり弱ってしまっていることがやや心配ではある。この1週間前にも酵母を使ったのだが、酸味がきつくて少し苦みも交じり、発酵も弱いので全て豚まんにした。豚まんだと味も膨らみもごまかせるからね。

 

このレシピの特徴は、酒とスパイスを使わないこと、そして味噌を入れること。

私はラム酒もスパイスも入れるのが好きなのだが、それじゃ甥っ子が食べられないので、子どもバージョンということで。

 

バターに砂糖を入れてフワフワに泡立て、卵と味噌を追加。アーモンドプードルと小麦粉を入れてバターケーキの生地みたいにする。アーモンドプードルは買い忘れていたので、かつてのようにアーモンドをひたすらおろし金で削って疲れた。

 

別のボウルの中種にバター生地の一部を入れて混ぜて馴染ませてから(結構、力がいる)、バター生地のボウルに入れて混ぜ合わせる。バター生地のボウルに直接、中種を放り込まない理由は、生地が馴染まなくて混ぜにくいから。

 

全体がねっとりまとまって、しっかり混ざったらナッツとドライフルーツを投入。使ったのはアーモンドとクルミ、レーズンにイチジク。いつもならもっとたくさんの種類を入れるのだが、久しぶりすぎて色々忘れていた。

ムラなく混ぜる。次は…一次発酵でいいのよね、と確認のため本を見ると「12~24時間、常温で」とあって焦った。長すぎる。バターがたっぷり入ってる生地なので、いつもみたいに30度で、といかないのだろう。

 

明日甥っ子が来るまでに作らなきゃいけないのにギリギリやないかい。しかも発酵力が弱まっている種、しかも発酵スピードも遅い冬だというのに。困ったなと思ったがどうしようもない。膨らまなかったらその時はその時。味はおいしいだろうから、いざとなったら1人で食べるもんね。

 

ということで常温で放置する。

f:id:T_syun:20191223231350j:plain

今日はスマホで撮影 ブログ書く気がなかったので1枚だけ

 

明日膨らむかな。つづく

 

 

以下、シュトレンと関係ない雑談。

 

1年前に比べて、甘いものを食べたいと思うことがめっきり減った。そして、この数か月はさらに自分を取り巻く環境が変わり、お菓子どころか食への興味自体がかつてより薄くなっている。

 

日に日に減っていくお菓子作りの機会だが、かろうじて月1くらいは作っている。そして「酵母を死なしてはいけない」と、いつも頭の片隅で思っているせいで「なんかやらなきゃ、、」という強迫観念? に駆られているので、相変わらず豚まんを作る回数は多く、豚まんの包む技は上達している。さて、このブログはどうなるやら。

 

一方、本業の方が忙しくなってきて、そっちのこと書いてみようかなということを思い始めている。カテゴリが全然違うので、別のブログに書くと思う。本業もいつまで本業なのか分かんないけど。