３月末から４月にかけて作ったお菓子たちその２
おやつ２週間 その１ - おやつをつくるやつ
③ハニーサブレ
母がコストコで大量購入してきたハチミツ。
３匹のくまさん
そんなにハチミツのお菓子は作らないんですけど。こんなに買ってきてどないするねん。
仕方ねーな……ハチミツのお菓子ね……探せばあるんだけど、パンケーキにかけるとか完成後のトッピングだったり、砂糖と一緒に使って風味を出すとかはあるけど、ハチミツメインのお菓子って意外とない。
そんな中、図書館で借りてみた。
ハチミツ×ナッツだなんて そそるわ
本はもう返しちゃったから詳細は忘れたけど、純粋に食べてみたいと思ったサブレを作ってみた。材料がバター、粉、生クリーム（だったかな？ どちらにしろ豆乳で代用）、ハチミツというくらいシンプルなので、普段だったらレシピにあっても省くであろうバニラビーンズもちゃんと買ってみた。
無造作に置いていたら母がゴミと勘違いしかけたバニラビーンズ 高級品ですから！
焼きあげて食べてみたら、甘味が少なすぎてクラッカーのよう。ちゃんと計量したのにおかしいな？ このままでもまあまあおいしかったけど、アイシングを作ってかけたらちょうどいい感じになった。めちゃくちゃ素朴なサブレだった。
④ハニージンジャークッキー
なかしましほさん本を参照
こちらもハチミツを使いたいがために作った。しかし甘味には砂糖も使う。ハチミツだけじゃだめなのね。ただ今満開（今週で散るかな）の桜の抜き型を使用したが、人型を使ってジンジャーマンにしたいところ。花の抜き型しかないから買い足そうか。
さてこの日はクッキーを作ったら外出する気でいたのが、急に甥っこたちが来ることになった。父親である兄はいつも唐突に電話してきて「今日行きたいんやけどー」と決めるので困る。甥っこはかわいいが、一日の予定が狂うのでちょっとめんどくさい。
クッキーは生姜入りなので子どもは食べないだろうなと踏んでいたのだが、テーブルの上に置いていたら、いつの間にかきれいさっぱりなくなっていた。アレルギー持ちのくせに食いしん坊の弟くんが、通りすがりにつまんでは食べていたとの目撃談あり。自分が食べるつもりでいて、まさかなくなっているとは思っていなかったんだけど、まあ気に入ってくれたのなら何よりです。
⑤ドーナツ
こちらもベースはなかしましほさん本
甥っこたちが急に来たので、またドーナツを作ってあげようかなと準備していたが、忙しかったので結局は当日は作らず、翌日作った。甥っこ弟のアレルギー（乳、卵）を気にしなくてもよくなったため、レシピ通りバターも卵も入れちゃう。トッピングにチョコナッツと柚子アイシングの２種類を作ってみた。チョコもナッツも惜しみなく使ったので見た目も味も贅沢な気分になった。
実は前日、このドーナツにまつわるちょっとした事件がありいろいろと考えることがあった。
私が粉類だけ量ってタッパーに入れて置いていたのを、やんちゃな甥っこ弟・Aくんがぶちまけた。事件当時、隣の部屋にいて現場は見ていなかったが「Aくんが、Aくんが」と私に聞こえるように母が騒いだので駆けつけるとあたりが粉で白くなっていた。「Aくんがタッパーを開けてしまって」とAがまたやらかしたかのような言いっぷりだったが、母がずっと一緒に遊んでいたはず。よくよく聞いてみると「ふたを開けたい」というAくんに「いいよ」と言ったのは母。そして目の前で開けてこぼしたという。どう考えても母のせいである。「Aくんのせいじゃないでしょ」と言うと「だって粉が入ってると思わなかったんだもん」とまさかの言い訳。……。私が詳細を聞かなければAくんの単独犯として処理されてたでしょ。恐ろしいこと。
一番罪が重いのはオカンです、と判決を下したところでとりあえず終わった（本人は少々不服そうではあったが）。
Aくんはやんちゃなので何かあるとすぐに彼のせいにされる傾向がある。本人はよく分からずに無邪気にいるのだが、ちょっと不憫に思う。今回の件も些細なことではあるが、子どもはよく見ている。Aくんのお兄ちゃんがAくんをよくしかるのは周囲の大人を見て学んでいるからじゃないだろうか。小さいし無邪気だからって理不尽な仕打ちはしちゃいけないでしょ。しかも大人が。
とすごーく考えたのだが、そこまで言うのは私くらいらしい。大事なことだと思うんだけどねえ。
そしてドーナツを食べてから母がさらにカミングアウト。
「あのあと、Aくんと一緒に一生懸命、粉を集めて拾って戻したんよー。Aくんがカーペットの隙間のも必死に取ろうとするから『そこまでせんでええよ』って止めさせたの」てへぺろ、みたいな感じで告げてきた。おい、戻すな。
そういや、だいぶこぼしていたように見えた割には、減ってる量が少ないなと思ってたんだよ。
そんな２週間でした。ちゃんちゃん。
