おやつく日記

ひまさえあえば、いろいろつくる

チョコレートブラウニー

お菓子作り初心者に「チョコレートのお菓子で、おいしくて簡単でそこそこ上手に見えるのって何?」と聞かれたらすすめると思う。

 

てっとり早くチョコ菓子が食べたいときによく作るのだが、意外とブログを始めてから今回が初だった。ちょうどバレンタインも近いので、初心者の方がいればおすすめします。

 

何をもって「おいしくて簡単でそこそこ上手に見える」のか自分なりの考えを書いてみる。他のお菓子の例も挙げて比較するつもりが長くなりそうだったので、ブラウニーの特徴だけ箇条書きにして、他については下で簡単に説明する。

  1. おいしい・・・生地に卵やバター(油)などを含むので味が複雑。”お菓子感”がある
  2. 簡単・・・基本的に材料をどんどん混ぜるだけなので失敗が少ない
  3. 上手に見える・・・型に入れて焼いてから切り分けるのでキレイに仕上がる。また、凝っているように見えるので、お菓子作りが上手なのかと錯覚する

①はレシピ通りできたら大抵おいしいし好みもあるので②③がポイント。
ケーキやクッキーは混ぜ方にコツが必要で、失敗したら食感が悪い。生菓子のトリュフとかガナッシュは仕上げが面倒なのと市販品もそれなりにおいしいのでハードルが高い。チョコに具を入れて固めるだけのは簡単だけど単純な味、あと見た目をキレイにしようとするとチョコの温度調整が難しい。などなど。

人によってこだわるポイントが違うので一概には言えないが、この3点をトータルして一番いいのがブラウニーと思っている。

実際、初めて作ったチョコ菓子はこれだったような気がする。

 

今日はこちらの本から。

もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ オーガニックなレシピノート

もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ オーガニックなレシピノート

 

この本のブラウニーは白い薄力粉を使わず全粒粉を使っているのが特徴。

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ココアと全粒粉

チョコと菜種油を入れたボウルを湯せんで溶かして(レンジでチンでもOK)

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別のボウルに卵と砂糖を入れて

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混ぜたところに先程湯せんで溶かしたチョコたちを入れて混ぜ、レシピにないけどラム酒を入れて混ぜ、木べらに持ち替えて粉をふるい入れて混ぜ、炒ったクルミを投入。

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レシピはクルミではなく「ピーカンナッツ」とあった。ピーカンナッツは、クルミと似ているが、渋みがなくて食べやすく、甘味もあっておいしい(先日、クルミ入りお菓子を3歳児に拒否られたが、これだったらいけたんじゃないかと思う)。ホワイトチョコでコーティングされたお菓子とかで見かける。私もすごく好きなナッツだが、値段がクルミの倍近くするからめったに買わない。ピーカンナッツとあるレシピはほぼクルミで代用する。

20×20㌢の方に流し入れ――と思ったら、寒くてみるみるチョコが固まってしまったので、終盤はボウルからスプーンでこそげ取ってなでつけた。

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できるだけ隅々まで平らにならす

焼く。

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冷めたら切る。

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1つにつき1個クルミがつくように25等分

 

簡単そうに見えただろうか。

「材料を順番に混ぜるだけ」とは書いたが、チョコの溶け残りがないように、逆にチョコを必要以上に熱しすぎないように。そして、混ぜ残しがないように(お菓子によっては混ぜすぎ厳禁なものもあるが、これは少々やりすぎても大丈夫)。そして、オーブンで焼いた時に焦げないように――くらいが注意点か。これらは他のお菓子でも共通だから、やっぱり簡単。

 

しっとりどっしり、こってり濃厚チョコが楽しめるお菓子。2つくらいでコーヒー1杯いける。見た目もすごくキレイとはいかないけど、そこそこに見える……でしょ?