ブログを始めることにしました。
文章を書きたいというのと、写真の練習のためです。
テーマはとりあえず、趣味のお菓子作りにします。
基本的に自分でレシピを考案することはないので、レシピブログではなく料理エッセイということで。
料理家の“なかしましほ”さんが好きで、暇さえあればお菓子作りをしています。
今日も朝から作りました。
本当はケーキにしたかったけれど、早い時間にお客さんが来る予定だったので手早くできるものを。
レシピで材料とか分量に著作権はないらしいですが、ここではさらっと流します。
卵とてんさい糖を混ぜて、油と抹茶と粉を入れて、クルミを入れて混ぜてタネ完成。
天板に敷いたシートの上にタネを置き、手でペタペタと形を整えます。
この形をナマコ型というらしいですが、子どもサイズの草履って感じです。
抹茶は地元のお茶屋さんで買った、製菓用ではない本物(?)なので、お茶の香りと緑の発色もいい感じ。
この時点で何か分かる人はよく作っている人ですね。
オーブンで10数分焼いたら取り出してちょっと冷ました後に縦に切り、先ほどより温度を落としてまた数十分焼きます。1回目は外側を固めるため、2回目はじっくり水分を飛ばすために焼くのかな。
完成。はい、抹茶のビスコッティでした。
抹茶とクルミが良く合う。どっちも女性が好きなやつです。
ついでに油分も少なく低カロリー。
堅くてぼりぼり、コーヒー必須。
イタリアのお菓子でしたっけ。
コーヒー(エスプレッソ?)につけて食べたりするんですよね。
ビスコッティにまつわる思い出話。
学生時代にバイトしていた某コーヒーチェーンで、初めてビスコッティというのを食べました。
そこでレジ係をしていたとき、カウンターにあったビスコッティを手にとったお客様。「これってパサパサですか?」
間髪入れずに「はい、パサパサでございます!」と張り切って返事をする私。
慌てた様子で「い、いえお客様!しっとりパサパサでございます!」と近くにいた店長。どういうこっちゃ。
苦笑いしながらも買ってくれました。いい人や。
今なら分かるけど、パサパサではなくただ堅いということなのですね。
確かに水分は飛ばしているけど、ビスケットの方がパサパサしているイメージですしね。
洋菓子版かりんとうって感じ。
この歯ごたえがビスコッティの魅力です。