カヌレにクルミを入れるのおすすめです。ただし焦げやすいので注意が必要。
書かなきゃと思っているうちに3回分が溜まってしまったのでまとめて書きます。
※下書き保存しているうちに、どんどん次のカヌレを作ってしまったのでこの記事はもう古いのですが、せっかく書いたので公開しておきます。
さて前回でレシピの配合については仮で決定したので、あとは温度調整だ。
これまでも発射するときとしないときがあったが、しっかり検証していないため、条件が分かっていない。
お菓子教室YouTuberの「ろくキッチン」さんの動画を見て温度によって膨張率が変わるというのを知ったので、わたしも試してみることにした。
レシピのベースは同じで砂糖の種類を変えたり、具を入れたりした。寝かせる時間は40~48時間。
今回はすだき糖を使用。クルミ入り。
なんとなくクルミを入れてみた。
前回、左手前の温度が高かったので、配置を工夫することに。全体的に間隔を狭く、左手前に置くことにした。
220度20分。
開始10分で右奥が最初に沸騰。20分で見てみると全て発射。
発射してしかも横にも膨張してしまう。
トントンしたいところだが、やったところですぐに元の木阿弥になる可能性が高いので放置。
180度に下げて60分。
ラスト10分くらいで型から出してひっくり返す。
ナッツを入れるとカリカリ香ばしくておいしい。基本ナッツ入りお菓子が好きなのだが、このカリカリは特にハマる。
外側の「バリバリ」、中の「ふんわりしっとり」という食感とナッツの「カリカリ」とバラバラなのがおもしろいのかも。
しかし長時間焼くので焦げやすいという難点がある。ナッツを入れた場合、浮いてくるので上面に頭を出してしまう。これを防ぐには事前にしっかり炒らない方がいいのかもしれない。
出来上がり。
発射を放置したため、背が低い。写真で段になっているところから発射部だ。
断面や味など、しっかり火を入れると安定してきたので今回は省略。あとは発射をどう防ぐかだ。
さて、今回は一時保存していた記事を書き足したので少々中途半端になってしまった。この記事の後にもう4回は作っている。カギはやはり温度らしく、まだ成功していない。
ただ毎回小さい発見はある。庫内の場所による温度の違い、”トントン”するかしないかで変わることなど。次回の記事はまとめてささっと書きたいと思う。
<カヌレ日記開始>
① カヌレを作ろうと思い立ち、レシピ選定と型の購入
② 色んなフレーバーを作っているうちに難しさを知る
③ 寝かせる時間を24Hと48Hで変える
④ 温度を変えてみる
⑤ 途中で中身をひっくり返してみる
⑥ 天板でなく網を使う
⑦ 振り返り
⑧ また温度を変えてみる
⑨ 違うレシピにする
⑩ 元のレシピをアレンジ
⑪ 初心に戻ってYouTubeで勉強
おまけ カヌレの歴史を考えてみた