おやつく日記(旧:おやつをつくるやつ)

ひまさえあえば、ていねいにくらす

カヌレ日記⑩オリジナル分量で試作スタート

 

 

前回作った際に、砂糖がポイントということが分かったので、砂糖の量を変えて試してみることにした。

 

 

前回までの記録。

あまり成長していないので見なくてもいいです;

 

①レシピ選びと型の購入

②初カヌレづくりは失敗の連続

③寝かせる時間を変えてみた

④温度を変えてみる

⑤やっぱ温度だと思う

⑥焼き網だけ使う

⑦小休止と振り返り

⑧ちょっと弱気

⑨砂糖が決め手

 

おまけ

カヌレ考 ~伝統菓子か現代菓子か~

 

 

 

cottaのレシピを参考に、自分なりに適当アレンジ。今回はオリジナルレシピなので分量も書き留めておきます。(実験中なので、参考にしないでください)

 

牛乳250cc

全卵1個

すだき糖 70g

薄力粉(ファリーヌ)30g

強力粉(ゆきちから)30g

お酒(なんだっけ)大さじ1

 

※上手にできるまでバニラビーンズは省略します。

 

これまで砂糖はもっと少ない量だったのを少し増やしてみた。また、薄力粉オンリーだったのを強力粉入りにした。適当に1:1にしたけど、ファリーヌとゆきちからの特徴などは考慮してない;

 

手順はほぼcottaと同じ。

出来上がりはサラサラした生地。前回、砂糖を110g入れた時はけっこうドロドロだったからスプーンですくったら違いは一目瞭然。48時間寝かせてから焼く。

 

48時間冷蔵庫

最近はラップを表面に張り付けてたけど、液がべったりつくのが嫌なので次回から止めようかなと思ってる。

 

湯煎にかけて十分あたためてからバターを塗った型に流し込む。

いままで湯煎が適当すぎて、いつも温度が低めだったような気がする。今回はしっかり混ぜて均等に温度が上がるまでやった。プラス、余熱中のオーブンの上に置いて温めた(これ、もしかしたらよくなかったかもしれない)。

余熱中のオーブンの上に載せてる

 

余熱は230度+空焼き10分。

焼成20分。

 

12分くらい。モコってきた

 

オーブン投入後、10分くらいでフツフツしてくる。やや遅い印象。

 

15分で発射しはじめる。

 

15分。あー

 

190度で40分。このタイミングで3センチ近く飛び出しているのでトントン。

トントン後(ピンぼけ失礼)

入れたらすぐに発射したので、10分くらいでまたトントン。

発射が過ぎる

今回もトントントントン

20分くらいで上面の色が茶色くなる。

 

30分くらいでアルミホイルをかぶせる。

 

出来上がり……。

むう

色づきについては、前回つくった砂糖が110gのレシピより薄いし、上面も側面も柔らかい(底面は浮いてしまったので白い)。打ち付けるとコンコンどころかふにゃふにゃ。

 

上面と側面で全然色が違う

断面は柔らかめで潰れかけだがスは入ってる?

中は生焼けなのか、こういうものなのか?

 

もうちょっと砂糖を増やした方がいいのだろうか。

 

また、色づきとは関係なく、やっぱり発射してしまう。これまでのカヌレを振り返ったところ、砂糖の分量とは関係がない。発射するときもあればしない時もある。となると、温度だ。やっぱり温度なのか……。

 

で、今回のカヌレが終わった後にカヌレ動画を探して見てると、ものすごい検証動画を見つけた。わたしがやりたいこと全部やってくれてる、これぞお菓子研究家って感じの人。素晴らしい。

 

その動画を見てびっくり。砂糖めっちゃ少な目レシピだったのだ。できるのね……。

温度調整をもうちょっと真剣にやった方がいいということも判明。ためになる動画ありがとう。

 

視聴後、また生地を仕込んだのだが、諸々の話はまた次の記事に。

あと今回のカヌレと同時並行でカンパーニュも作ったのでその記事も書くかも。

 

 

①レシピ選びと型の購入

②初カヌレづくりは失敗の連続

③寝かせる時間を変えてみた

④温度を変えてみる

⑤やっぱ温度だと思う

⑥焼き網だけ使う

⑦小休止と振り返り

⑧ちょっと弱気

⑨砂糖が決め手

 

カヌレの起源を考察する記事も書きました。

カヌレ考 ~伝統菓子か現代菓子か~